高校の頃、矯正歯科に通っていたのですが、そこで歯間掃除用のフロス（糸）を購入しました。それ以来そのフロスを使い続けているのですが、使えども使えども全く終わる気配がありません。 「もしかしてこのケースに入っている糸は違う世界につながっているのではないか。この糸をつたっていけばその違う世界、おそらくやさしさのあふれるネバーランドと行けるのではなかろうか。」 と危ない人の思考をたどっていたら、先日ついに終わりました。別世界への道は絶たれてしまった模様です。
それはさておき、フロスがないと困るので新しいものを買いに近所のスーパーへ。置いてあるフロスは2種類。片方はミント味で長さが30m、もう片方は無味で長さが15m、値段は両方とも同じ。
もちろんミント味を購入。食後に早速試してみると。
「この口の中に広がる香り…。陽一、これはまさか…！？」
「そうさ、母さん！ このフロスはにっきで味付けがしてあるのさ！！」
そんな寸劇もさておき、この香り、どこかで食べた記憶があるなあと思ったら生八つ橋のそれと同じだったんですよね。キャッチコピーは “歯間掃除をする度に、お口の中に京都が広がります”。
そして、速攻で廃棄したわけですけども。にっきの香りはあまり得意ではありませんし、そもそも食後に味わいたいようなものでもないと思いました。現在は無味の方を購入して使用しています。
あと、僕にはコピーライターの才能がないということがよくわかりました。
今週発売のイブニングのミスター味っ子2を読んで思ったこと。
「俺も味皇様みたいに岬の別荘で美味いものを食い続けるだけ生活を送りたい！」
そして、そのあと読んだ喰いタンで作者自らすかさず同様のツッコミをしていたのを見るに、この設定がおかしいということは理解しているのでしょう。
しかし、やっぱり味っ子2よりも喰いタンの方が読んでて楽しいなあ。初代味っ子の頃のアホな寺沢大介が15年ぶりに帰ってきてくれたのが何よりも嬉しいです。将太の寿司も嫌いではないのですが、ときおり出てくるいかにもマガジンっぽい唾棄したくなるような感動話が苦手でして。あ、喰わせモンは僕の中ではなかったことになってます。
そんなわけで、主人公ってのは大事なのです。喰いタンの面白さの約90%は主人公・高野聖也によるものだと思います。人造イクラについて「うまければどうでもいい」と言い放つ主人公って料理漫画としては前代未聞ですよ（正確には料理探偵漫画ですけども）。
今使っている携帯はJ-SH08というvodafoneがまだJ-Phoneだった頃の機種なのですが、さすがに2年も利用し続けるとバッテリーがへたってきます。ついでに2年以上使い続けても機種変の価格は変わらないので(vodafoneの機種変価格は利用期間によって決まります）、機種変更しようと思いつづけて早半年。
パソコンって商品のサイクルが速いと思うのですが、携帯のサイクルの速さはおかしいと思います。どっちも3ヶ月周期なのは変わらないのですが、パソコンは性能が若干上がる程度のマイナーチェンジが主なのに対し、携帯は1モデル変わると機能がえらく変わる場合があってなかなかタイミングがつかめませんでした。
とはいっても、ちゃんと電話ができてそこそこキレイなカメラがついていれば他に望むものはないのですけれども。なかったのですけれども。
3年間愛用しつづけていたRiovoltというMP3対応ポータブルCDプレイヤーが、電池蓋破損してるは突然CDの読み出しが停止するは本体にショックを与えないと再生再開しないはそうかと思いきやちょっとでも振動を与えると音飛びが発生するはと死亡寸前で、移動しながら使用するにはかなり差し障りのある状態に。
そんなわけでMP3が聴ける機種を選ぶ事になりました。現状ではV602SH、V801SH、V801SAの3機種のみ。結局この中で最も安いV602SHに決定。店で申し込みを済ませ、来週にはうちに届く事になっています。
ちなみにこのV602SH、設計ミスでえらく電波の入りが悪く、さらにカメラもノイズが入ったり画素数の割にあまり画質が芳しくないそうです。
「最初の希望と全然違うじゃん」と思ったあなた、今週の運勢は絶不調。余計な事は口に出さない方が身のためです。ラッキーナンバーは円周率。54000桁暗記するといいことがあるかも。具体的にはギネスブックに掲載されます。
髪を切りにいったら明らかに新人っぽい人に当たり手際が悪いことこの上なかったのですが、眠かったので気にせず寝てました。すると「出来ましたよ。いかがですか？」と鏡を持った新人さん。
以前、これに対し「長いんでもうちょい切って下さい」と言ったらあからさまにイヤな顔をされたことにより “この質問は肯定以外してはいけないものなんだ” と学びました。そんなこともあったので、ほとんど鏡で確認せず「はい、大丈夫ですよ」と条件反射で答えました。
家に帰って鏡を見たら、もみあげのバランスがおかしかったです。右の方が明らかに長い。流石に違和感があるので自分で修正することにしました。思い起こしてみると自分の髪を自分で切った記憶がないので、若干緊張の面持ちでカッター片手に鏡を見ながら右もみあげに刃を当てたならば。
髪を切ろうとしたはずが、何故か顔が切れました。
まさか、新手のスタンド使いの仕業かッ！？
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
（うちの目の前を走る電車が通り過ぎる音）
告別式に行く事になったのですが、作法がさっぱりわかりません。現地に行っておろおろするのも恥ずかしいのでちゃんと下調べすることにしました。そこで、以前購入した無駄にコンテンツの多い電子辞書に「冠婚葬祭入門」なるものが収録されているのを思い出し、早速見てみたら焼香の仕方がご丁寧に図解入りで載っていました。まさか役に立つとは思わなんだ。これによると、
(1)祭壇に一礼して合唱
(2)左手をそのままで、右手の親指、人さし指、中指で香をつまむ
(3)つまんだ香をおいしくいただく
とあります。
…サンコンさん？
よく見てみたら「(3)つまんだ香をおしいただく」でした。ちょっとビックリ。
なにはともあれこれで完璧。どんと来い告別式現象。
そして、渋滞のせいで告別式終了直前に斎場に到着したため慌てて覚えたこと全て忘れました。心がこもってさえいれば形式なんてどうだっていいんですよね。
イクラを大量にもらったのでここ最近えんえんといくら丼を食べつづけています。イクラは好物の一つなので嬉しいと言えば嬉しいのですが、流石に四日目ともなると飽きがきますね。それよりもこんな大量にコレステロールやプリン体を摂取しても大丈夫なんでしょうか。というか、今現在ものすごい勢いで頭痛がしますよ？
これはきっと大人になれなかった鮭の怨念でしょう。いわゆるひとつの「水子のタタリ」。これは水子供養の必要があるようです。ところで、鮭の供養をしてくれお寺って存在するのでしょうか。
母親が歌舞伎見物しに東京まで出てくるという事で、築地にて食事をご馳走してもらうことになりました。そういえば、前に東京に来たときも築地でご飯食べた気が。どうにも恒例になっているようです。
前回は築地市場外のボロい店で海鮮丼を食べたのですが、それがなんというか “食べる → ドスドスドス （足音） → 「この海鮮丼を作ったのは誰だあ！！」” のコンボ・海原雄山を発動したくなるような代物でした。なんで築地に来て人造イクラを食べなくてはならんのでしょうか。
今回はちゃんと下調べをして場内の「すし処おかめ」というお寿司屋さんに行きました。生まれて初めて「大トロのあぶり」なるものを食べましたが、口に入れた瞬間にトロが溶けましたよ。美味しいというか面白かったです。味としては、それ以外の白身や光り物などの基本部分がハイレベルでした。これならば自腹切ってでもまた行ってみたいと思える内容です。店内が滅茶苦茶狭かったけども。
何事も行き当たりばったりではうまくいかないということですね。僕は人生そのものが行き当たりばったりなので、まずはそこから改善する必要があるようです。
夕飯がじゃがいものスープのみという「お前はどこの捕虜なんだ」と言わんばかりのありさまで、ホントは日記書くつもりなかったんですけど空腹で眠れないからぺちぺちキーボードを叩いて気を紛らわせてる丑三つ時です。うらめしやー。特に満足な食生活を送ることの出来ない貧しさがうらめしい。
横になりながら作業ができるので、こういうときノートパソコンは便利ですね。このPCももう買って3年になりますが、ほぼ毎日使っているにもかかわらず壊れる事もなく今日も元気に動いています。
自分のパソコン遍歴を振り返ってみると致命的な故障に遭遇した覚えがないんですよね。八百万の神の中のパソコンの神が僕を守ってくれているみたいです。ありがたい事でございます。そして、その守護は僕にのみ働き周囲には悪影響を与えている模様。うん、実に僕好みの神様だ。
以前どこかで「豪華な食材を用意するのは大変だが、調味料は高いものを使ってもたかがしてれいるので手軽に高級感を味わう事が出来る」という話を読んで以来、調味料はなるべく高級そうなものを購入していました。
で、それが美味しいかというと、正直微妙。塩や油は高いものの方が味がよいような気がしなくもありませんが、酢やソース系はなんだかとがった味のモノが多いです。言い換えると、やさしさの足りない味。
やさしさの不足した日常を送っているので、せめて調味料ぐらいからはやさしくされたいところです。要するに甘み、辛味、苦味、酸味、旨味に続くもうひと味である「あたたか味」が僕の求めるものなんですね。なんだよ「あたたか味」って！ ふざけんな！
(参考：味の助レビュー）
「料理は愛情」とは言いますが、それは細かい所まで神経の行き届いた調理になるがゆえのものであって、別に相手を想った気持ちが料理に入って妙な効果を醸し出したりはしないと思います。「人の想いはなによりも強い」みたいな話はいろいろと聞きますが、想いだけでは物理現象に影響を与える事はできないのです。その証拠に、日本のサラリーマンの中で1000人ぐらいは心の底から「世界が終わってしまえばいいのに」と願っているはずですが、それでも地球は元気に回っています。
いつものように凄い勢いで話が脱線していますが、とにかく安い料理にはそこそこの調味料を用いた方がいい結果になるのでしょう。何事もバランスが大事なのです。