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1.Big T
2.Ritob
3.Half Step
4.Melamcholia
5.Fortex
6.Fanfare
7.Symtre
なんだか地味にコンテンポラリーなアルバム。演奏、アレンジ共に特筆すべき部分は特に無く非常にコメント付けに難儀する一枚。
2曲目のRitobがキレイ系な3拍子でサラっと聞けてちょっとよいかも、と思ったぐらいですかね。
1.Indiana
2.Long Ago And Far Away
3.You Don't Know What Love Is
4.My Shining Hour
5.Bess, You Is My Woman Now
6.Never Will I Marry
7.All Or Nothing At All
8.Falling In Love With Love
9.Darn That Dream
10.Love For Sale (...For Sale)
UMO Jazz Orchestraによるスタンダードナンバーのビッグバンドアレンジ曲集、なんだと思いますがこの中で知っているのがラストのLove For Saleだけなのでこの認識が合っているのかどうかわかりません。どんなレビューサイトだ。
Love For SaleのフルバンアレンジというとBuddy Rich Orchestra版が有名ですが、UMO版と比較しての共通点は「4ビート」「ビッグバンド」ぐらいでしょうか。というかこっちのLove For SaleはどこらへんがLove For Saleなのかさっぱり。流石はJukka Linkola、カッコイイけどわけわからん。5曲目のBess, You Is My Woman Nowでは普通に美しいゲルホンフィーチャーのバラードのアレンジをしているのに。
全体としては、いつものUMO色はありつつも基本的には4ビート中心でかなり耳障りが良く、アレンジも演奏も良い方向に上質。Eero Koivistoinenも比較的大人しいアレンジをしていました（ちなみに1曲目と3曲目）。
1.Frozen Petals
2.All Blues
3.Aldebaran
4.What Is This?
5.Bermuda
6.Blue In Distance
7.Cuckoo's Nest
8.Equinox
9.Life Is A Cobra
10.Tarkovski
日本で普通に手に入るUMO Jazz Orchestraの作品の中では最も古いCDにして、おそらく最も出来のいいアルバム。これが新品で1000円弱なんだからコストパフォーマンスの高さは抜群です。
2曲目All Blues、元々怪しいMiles DavisのAll Bluesを怪しさ1.3倍ぐらいにした感じです。元曲は3拍子なのに何故か16ビート。
5曲目Bermuda、最初聴いたときはあんまりよく理解できなかったんですけど聴き込むうちにはまっていったという個人的に常習性の高い曲。いと怪しかりけるJukka Linkolaの世界。
コンテンポラリービッグバンドジャズのCD群の中においては比較的理解しやすい部類に入ると思われます。それでも人を選ぶでしょうけども。
1.High Speed Chase
2.Prince Of Darkness
3.Spanish Key
4.What It Is
5.Sanctuary
6.Fast - Come Get It
7.Nefertiti
8.Calypso Frelimo
電気マイルス。
というわけで全体的にロック色の強い1枚。
そんな中でもロックっぽさが微塵にもない2曲目のPrince Of Darknessと7曲目のNefertitiがよい感じ。まあ、自分自身がジャズロックは好きでも完全なロックには拒否反応を示す人だからこんなこと言うわけですけれども。
でも1曲目のHigh Speed Chaseのバカっぷりはある意味清々しいです。俺でも弾けそうなベースとか（えんえんと「ドー ソソーソドー」って続けるだけなんで）。
1.The One More Time Suite part1
2.The One More Time Suite part2
3.The One More Time Suite part3 Only A Dream
4.The One More Time Suite part4
5.Sea Lady
6.Three For D'reen
7.Blue For Lou
8.W.W.
ゲストにKenny Wheeler(Tp)とNorma Winstone(Vo)、んでもって全曲アレンジがKenny Wheeler。
Kenny Wheeler + UMO Jazz Orchestraという俺的に垂涎の一枚。ただ、Kenny Wheelerらしい透明感溢れるサウンドは健在なのですけどもなのですけども、どうにも内容はおとなしめ。
録音が悪いのかアレンジが悪いのか演奏が悪いのかよくわからないのですけども、このCD以降どうにも音の迫力不足な感が否めません。
1.2000.Fi
2.Transit People
3.Federico Garcia
4.Afro-Blue
5.Stream-Lines
6.Naima
7.Me (Us) Part II
8.Us Et Coutumes
発売が上記の"UMO Jazz Orchestra"と同じNaxosレーベルだったので期待して買ったのですけども、期待が大きすぎたためか正直期待はずれ。なんだかアレンジが悪い意味でのコンテンポラリーへと向かっている気がします。
複雑なのは好きなんですけど、ここまで理解しがたいとどうにもこうにも。
がんばれ、UMO Jazz Orchestra。
1.Moten Swing
2.Shiny Stockings
3.The Kid from the Red Bank
4.I'm Beginning to See the Light
5.Fly Me to the Moon
6.The Midnite Sun Will Never Set
7.Cherry Point
8.Chicago
9.Thou Swell
10.Every Day (I Have the Blues)
11.Come Fly With Me
12.Cute
13.April in Paris
14.Basie Straight-Ahead
15.Lit' Darlin'
2004年録音、同年発売。
UMO Jazz OrchestraとCount Basieを二身合体させるとどのようなキワモノが出来るのか？
答え：ビックリするぐらい普通でした
UMO Jazz Orchestraと言えばコンテンポラリー、コンテンポラリーと言えばUMO Jazz Orchestraと言っても過言ではないというのに、ベイシーの有名所を普通に演奏していました。アレンジは、基本はそのままだけれども微妙にいじっている部分もあり、その改変部分が良いかというとそうでもなく。そして慣れない事をやっているせいなのか演奏のキレが悪い。
とりあえず、“普段コンテンポラリーな曲をやっているバンドがスウィングジャズをやっているのが大好き”という人に超オススメ！とか言って締めようかと思います。
1.Otava
2.Kivi palaa
3.Kalvean immen tarina
4.Stenvall
5.Kuu ulvoo
6.Kivelle
7.Simeoni
2005年発売の極めてUMO的なアルバム。さらに難解な方向へと進み、一回通して聴いても右の耳から左の耳へと通り抜けていくだけという塩梅でした。「作品」として作りこまれているのはよくわかるので何回か聴きこめば味も出てくるというものですが、普通の人にはまず薦めないCDです。
僕の中では有名所のJukka LinkolaとEero Koivistoinenがアレンジをしていて（1曲目と4曲目）、やっぱり好きなアレンジャーだけはあって比較的馴染みやすかったです。とはいえ重いんですけども。
1.Story Line
2.Tale But True Part1 Farewell March of the Snowmen
3.Tale But True Part2 Lullaby of the GM Piggy
4.Tale But True Part3 Lament of the Baltic Mermaid
5.Grateful
6.Cayo Coco
7.Harbour Lights
8.Popp
9.Blue Dog Part1 Innocence
10.Blue Dog Part2 Stubborness
2008年録音、2009年発売。コンダクターとしてKari Heinila。
5トラック目のGratefulと6トラック目のCayo Coco二つで一つの曲となっているのですが、Outi Tarkiainenアレンジのこの曲がこのアルバムの中での個人的ベスト。Mikko Pattinen(tp)が朗々と歌い上げるGratefulも素敵だし、一転モダンな高速4ビートとなるCayo Cocoもえらくかっちょええです。UMOにしてはかなり分かりやすい曲なので、どこかの学バンとかでやってたりしないのかしら。
ちなみに最後のBlue Dogは僕が大好きJukka Linkolaのアレンジ。Part1は吹奏楽チックな比較的大人しいアレンジ、Part2はいかにもLinkolaっぽい怪しいアレンジでした。もちろん後者の方が好み。