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1.Rose Wind
2.Cockiness
3.Bust of a Child
4.Ad Parnassus
5.Individualized Measurement of Layers
6.The Tightrope Walker
7.Death and Fire
8.Kettle Drummer
「あなたが落としたのはこのキレイなMcNeelyですか？ それともこの怪しいMcNeelyですか？」
のうちのキレイなMcNeely成分多めのこのアルバム、うちにあるJim McNeelyモノの中で正直最もツボに入りました。所謂ビッグバンド的な迫力はあまり感じませんが、Kenny Wheelerもかくやたる透明感のあるアレンジがたまりません。怪しいMcNeely成分もちらちらと出てきますが、それはそれでいいアクセント。演奏もシャープでアレンジが活きた心地良いサウンドです。
タイトルにもあるスイス生まれの画家Paul Klee (1879-1940)の絵をモチーフにMcNeelyが曲を書いており、ライナーノーツにアレンジの元となった絵が載っています。中学あたりの音楽のテストでどの絵がどの曲かを当てさせたら面白そうだなあとは思いました。私は正解を見ながら曲を聴いてもほとんどピンと来なかったのですが、きっと私の芸術的素養の欠如に原因があるのでしょう。