Indexへ > 所有Large Jazz Ensemble CD Reviewへ
1.Radio-Passive
2.Dear Lord
3.This Bass Was Made for Walking
4.I Think I'd Better Dance Now
5.Wild Bill
6.Ways of Seeing
7.The Pathfinder
デンマーク放送局所属のJazz Orchestra。かなり歴史は古く、日本にも何度か来ているみたいです。
で、このLive at The Basement, Sydneyですが聴いててあんまり楽しくないコンテポラリーなビッグバンドでした。消化不良で曲が長い。個人的にはあんまり聴き所がなかったです。絶望的に駄目というわけではないけれども。
ラストのThe Pathfinderはちょっといいかも。例によって曲が長いのが難だけど、部分部分で見ると結構かっこいい。でも、そのいい部分がアンサンブルではなくソロの所なんだからアレンジとしてはやっぱりいまいちなんでしょう。
1.Pete's Feet
2. ...and Rhythm
3.Moksha
4.Rough Night
5.Syretha's Gift
6.Reflection
7.Nice Work If You Can Get It
直訳すると"いい仕事"。でもあんまし演奏はいけてません。
1曲目のPete's FeetはStomckholm Jazz Orchestraでも演奏されていますけど、そっちの方が迫力及びスピード感がありますな。
このアルバム、アレンジはJim McNeely(Mel Lewis OrchestraでPiano弾いてアレンジしてた人）がやってるので、曲自体はそんなに悪くないですよ。
1.Very Early
2.Show Type Tune (Tune For A Lyric)
3.Blue In Green
4.T.T.T.T.T.T.T
5.Waltz For Debby
6.Theme For Scotty / Gloria's Step
7.Re: Person I Knew
8.Turn Out The Stars
Bill EvansのフルバンアレンジというとDon SebeskyのI Remember Billを思い出すわけですけれど、これはかのJim Mcneelyがアレンジ。どんな変態的なアレンジをしているかと楽しみにしていたら、意外と無難なアレンジになっていました。
で、やっぱり一番注目したいのはWaltz For Debbyの仕上がりなんですけれども、原曲の雰囲気が活きていて上々な仕上がり。たまに4ビートになったりと妖しい部分もありましたが。と、よくよく聞いてみるとTuttiがありません。
実はこの曲だけはBig Bandではないのでした。なんだそりゃ。
1 Three Simple Pieces - Part One
2 Three Simple Pieces - Part Three
3 Blue Spring
4 Eggshell Summer
5 Tinted Autumn
6 Winter Oranges
僕の期待を裏切り続けていることにより僕の中のデンマーク株を下降させてくれたデンマーク放送ジャズオーケストラ。このアルバム、コンテンポラリー度はうちにあるDRJO4枚の中で一番高いですが、メリハリは利いているので印象は悪くないです。Berlin Contemporary Jazz Orchestraチックな内容。要するに素人お断り。
何故かThree Simple PiecesのPart2をやっていませんが、part2ってほとんどソロしかないので抜かしても全然違和感ないというのがなんだか哀れ。
1.Ancestors
2.Bulldog's Chicken Run
3.In This Moment
4.Black Holes
5.Early One Morning
6.Lament
7.Orion's Belt
8.The Quiet earth
Renee Rosnesというピアノ弾きの人をフィーチャー。6曲目以外はこの人の曲で、アレンジは本人がやったりこのアルバムのディレクターを務めるJim McNeelyがやったりMichael Philip Mossmanって人がやったりしています。
演奏とアレンジの調和が取れてる良いアルバムです。最近ガッカリなアレンジが多かったJim McNeelyですが、僕の好きだったマクニーリーが戻ってきてくれて嬉しい限り。
特に4曲目のBlack Holesがステキでした。マクニーリー定番のソリスト（この曲ではRenee Rosnesのピアノ）とアンサンブルの4バースが出てきたり、後半のトロンボーンソロでもピアノがバックで存在感をアピール。アレンジも良く練ってあります。
1.October Surprise
2.Love Awakens
3.Over My Head
4.Mourning (for Manny)
5.Ahhhhhhhhhh...
6.Muckian's Bluff
7.This Time The Good Guys Win
DR Big BandはDanish Radio Big Bandの略とのことで。たぶんバンドメンバーを見れば一目瞭然だったんですしょうけど、しばらくDanish Radio Jazz Orchestraが改名したのだと気がつきませんでした。
全曲まとめて組曲：Dedication Suiteってな事でJim Mcnnlyが作曲＆アレンジ。2ビート、4ビート、8ビート、16ビート等各種揃えております。
あんまりマクニーリーっぽくないというか、全体的に怪しさ抑え目。6曲目のMuckian's Bluffと7曲目のThis Time The Good Guys Winなんざ、何があったマクニーリーと言わんばかりのさわやかさ具合。組曲のラストなのでスッキリと終わらせたくなったのでしょうか。